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雪合戦 Pear 海堂薫


「「「「「「「「「じゃんけんぽん!!!」」」」」」」」」」
「・・・・・・。」
海堂が、自分の出した握り拳をじっと見つめる。
「海堂・・・?」
菊丸が恐る恐る海堂を覗き込む。
「な、何でもないっすよ」
そう言って海堂はパっと手を仕舞い、の前まで歩いていくと。
「先輩、行くっすよ」
「うん!」
上着のポケットに手を入れたままの海堂の腕に、がしがみつく。
「・・・・・・・・・」
そんなの行動に海堂は少し耳の辺りを染めながら何も言わず歩いていく。

「あ〜あ、マムシに取られたなぁ〜先輩」
桃城が、残念そうに話す。
「桃!そんな事言ったら・・・・!」
が後ろを振り向き、桃城に忠告するのと同時に、の髪をかすって白くて丸いものが飛んで行った。
「え?何すかセンパ・・・・ぶわぁっ!」
の方を向いた桃城の顔に、先程の物体が思いっきり当たる。
「マムシじゃねぇよ」
物体(雪玉)を投げた張本人、海堂が手についた雪をパンパンとはらいながら桃城を睨む。

うわ〜・・・海堂、本気で怒ってるよ・・・・・・
背中に冷や汗をダラダラとかきながら、は立ちすくむ。

「何だよ、やるのか?マ・ム・シ」

あぁそんな・・・・やっぱりライバルなのねこの二人・・・・
一触即発な場面に立たされ、心の中で、は滝のように涙を流す。

「あ?」
ほとんどキレかけている海堂。
その海堂の腕に、がぎゅっとしがみつく。
「皆で雪合戦するの!決着は雪合戦で付けなさいぃ〜!!」
が、必死で叫ぶ。
の言う通りだ。海堂、桃城、決着は雪合戦でつけろ」
瞳を伏せて、手塚が二人に見えない圧力をかける。
「「うっす・・・」」
大人しくなったかのように見えたが、心の内では、きっともう戦いは始まっていただろう・・・・。


「海堂!も〜駄目だよ!そりゃあ桃が悪いけどさ!手を出すのはいけないよ?」
雪玉(らしきもの)をせっせと作りながらは海堂に話し掛ける。
「・・・・・・・・・そうっすね・・・・」
?なんか素直だな・・・・・
そう思ってが海堂を覗き込むと、明らかに怒った顔をしていた。
「何で怒ってるのよ」
「怒ってないっすよ」
「怒ってる」
「・・・怒ってないっす」
「じゃあ何でそんな顔してるの?怒ってるからでしょ?私なんかした?」
海堂を自分のほうに向かせ、が悲しそうな表情をする。
「・・・・・・先輩が・・・・・」
そんなに負けて、海堂が口を開く。
「私が・・・?やっぱり私なんかしたの?」
が瞳に少し涙を溜めて言うと、海堂がふいっと顔を逸らす。
「・・・・先輩が、桃城を庇うからっすよ」
「え?」

海堂には先程のの仕切り方は桃城を庇ったように見えていたのだった。
しかし、の気持ちは・・・・?

「・・・だから、先輩が桃城を・・・庇うから・・・・・」
拗ねたように海堂はの方を見ようとはせず、に背を向けて話す。
「・・・・・私が庇ったの海堂なんだけど・・・・・・」
が、そっと海堂の横に移動する。
「は?」
の言葉に驚いて、少々間の抜けた声を出して海堂がを見る。
「やっとこっち向いた・・・・好きな人を庇うのは・・・・当然でしょ・・・・?」
顔を朱に染めてが海堂に微笑む。
「〜〜〜〜〜・・・・・」
海堂がまたから顔を逸らす。
しかし、今度は先程と違って耳が赤くなっている。
「海堂?」
そうが呼ぶと。
海堂はを抱き締めた。



静かに時が流れる。
少しの間そうしていて、海堂が口を開く。
「先輩は、俺が守ります」
海堂らしい、『好きだ』とは言わない、遠まわしな言い方だけど、には十分に伝わった。
「うん・・・・・」
そうして、またお互いにぎゅっと抱きしめあったその時。

ばふ。

「・・・・・・・・・・・・・」
「か・・・・海堂・・・・・・」
海堂の頭に、桃城のいる方向から飛んできたであろう、流れ(?)雪玉が当たった。
「桃城・・・・・・・・」
そうして海堂は近くにあった雪玉を掴むと、それらに怒りを乗せ、全て投げ尽くした。




「海堂、機嫌直して・・・?」
帰り道。
「・・・・・・・・・・・・・」
との良い雰囲気をたかが1つの雪玉にぶち壊され。
挙句に海堂は全身雪まみれになってびしょびしょ。
これでは、誰であろうと機嫌を損ねるだろう。
「でも、今日はいい日だったな〜・・・・すごくいい日だった・・・v」
が、海堂に抱きついて言った。
「そっすね・・・」
海堂がの髪に触れる。
「海堂、これから二人の時は敬語禁止ね・・・・」
髪に触れる海堂の手に、は自分のそれを添える。
「・・・わかった・・・・」
海堂がそう言ったのを確かに聞くと、は今までで最高の笑顔で微笑んだ。
「薫、大好き・・・v」
「・・・あぁ・・・・・」
そして、二人の唇が重なった。



翌日。

「はい!薫〜!!・・・タオル!」
が、きれいに折り畳んであるタオルを試合を終わらせた海堂に渡す。
「・・・・・・・・・・」
海堂はそれを黙って受け取る。
には、そんな海堂が愛しく思えた。




END




*あとがき*

ん〜・・・・・偽者海堂まっしぐら。
これはバニラアイス食べながら書きました。(寒。)
寒い時ってアイス食べたくなるんですよ。
もう、この選択ドリ書き始めてから物食べてばっか・・・・・
太らないかって?(聞いてない)
太ってますよ。ポコポコに。

さ、次は何を書こうかな・・・・・・・(やめれ)

では、これからもよろしくお願いしますvありがとうございましたv

       *羽翠 志歩*




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