雪合戦 Pear 菊丸英二
「「「「「「「「「じゃんけんぽん!!!」」」」」」」」」」
「いえーい!俺の勝ち!」
Vサインをして喜ぶ菊丸。
そしてすぐにの元へ行く。
「俺が良い!」
「うん!頑張ろう!英二!」
が満面の笑みを菊丸に向けると、グラウンドへ走る。
「英二!早く〜!」
「今行く!」
向こうで手をふるの元へ菊丸が走って行った。
「・・・・もうどーでもいいっすからペア決めません?」
越前の言葉に頷く一同。
「じゃあ、まず越前と桃城に、不二と河村。海堂と・・・。」
じゃんけんなどせず、手塚がテキパキとペアを決めていく。
皆、となれないのなら誰でもよろしいようだ。
何も文句を言わず、グランドへ向かうそれぞれのペア。
そして、それぞれの陣地が決まった頃・・・・。
「俺となれてよかったにゃ〜v」
「雪玉作ってよ英二/////」
せっせと雪玉を作るに後ろから抱き付く菊丸。
「ってあったかいしー!」
「もー!英二ってばちゃんと手伝ってよ・・・・!」
そんな様子は傍から見ればラブラブvカップル。
菊丸との様子を見て闘志を燃え立たせる他のペア達。
「んじゃ始めましょうか!」
桃城の言葉を合図に、雪合戦が始まった。
「まずは一人目〜!!」
先ほどから足場が悪いにもかかわらず、猫のような動きを見せる菊丸。
「英二すごい!ガンバレ〜!!」
菊丸の後ろで応援している。
「もやんなきゃダメだよ?」
うっすらと汗をかいた額を拭いながら菊丸が言う。
「あんまり英二がすごいからついつい・・・よぉ〜し!やるぞー!」
「あっせんぱ・・・・」
立ち上がったの背中に、越前の投げた雪玉が当たる。
「おチビちゃん!」
「何すか菊丸先輩・・・?」
「菊・・・丸・・・ビーム!!!!(雪玉バージョンっっ!)」
英二の方を見た越前に振り向き様に雪玉を当てる菊丸。
「・・・・・っ!」
「残念無念また来週〜!!」
菊丸がのほうに振り返ると、微笑んで雪玉を渡すの姿。
「敵討ちありがとうv2人目だね!英二!」
「そだね!どんどん行こう!」
日が傾いて、辺りが薄暗くなった頃。
辺りは乱戦の後。
いつだったか、桃城の投げた玉が海堂に当たったおかげで、二人はまだ胸倉をつかみ合っている。
「はいはい!桃城も海堂もケンカはやめる!」
が二人の袖をぐいっと引っ張って上目遣いで睨んでも、二人には逆効果。
『か・・・可愛い!・・・こいつにゃぜってー渡さねぇ!!』
「、逆効果になってるよ?」
クスクスと笑っての肩にぽんと手を置く。
そして不二の肩に、菊丸が手を置く。
「不二・・・?とりあえずその手を離さない?」
「え?何で?」
別段悪びれた風もなく、にこりと問い返す不二。
「いいからっ!だって俺はが好きなんだから!!」
つい出てしまった言葉。
ずっとずっと伝えられなかった言葉。
その場にいた皆が驚いて菊丸を見る。
そうして、ようやく自分の言った事に気付いたのか・・・・。
顔が真っ赤になった菊丸の耳に、クスクスと笑い声が聞こえた。
菊丸がその方を見れば、目尻に涙を浮かべながら笑うの姿。
「・・・・・」
菊丸が少し不安げにに声をかけようとすれば。
自ら、菊丸の腕に包まれた。
菊丸の腕の中に入り込んだ。
菊丸の腕を自分を抱き締めたような形に組ませる。
ようやくその行動の意味を理解したのか、菊丸がぎゅっとを抱き締める。
「私も・・・英二のこと、大好き!」
菊丸に負けないような声でそう言うに、菊丸が微笑む。
「なぁーんだ。迷う必要なかったんだね、俺たち!」
「うん、そうだね・・・!」
そんな二人を見ている事に敗北感を感じてか。
それとも、今日はこの辺にしておいてやると思ったのか・・・・は定かではないが。
菊丸との周りには、既に誰もいなくなっていて。
二人はくすりと笑い合う。
雪合戦後の雪の無くなりかけたグラウンドで、重なり合う影があった・・・・・。
次の日。
「あー!英二!!見て見て!」
菊丸がの家まで一緒に登校しようと迎えに来ると、窓から顔を出したが瞳を輝かせる。
「?」
菊丸が曇った空を仰ぐと、ふわふわと舞う粉雪。
「、積もるといいね!」
「うん!!今行くから!待っててよ?!」
「はいはい。待ってるって♪」
― ねぇ。
― 何?英二。
― また、積もったら雪合戦しような。
― うん!
END
+後書き?(知りません)+
すいませんでした!!菊ちゃんじゃないです!!
辛うじて『菊丸ビーム』と、『残念無念また来週』
で区別してください!!(無茶言うな)
次・・・・・ごめんなさい。私の口からは言えません(オイオイ)
ではこの辺で。ホントにすいませんでした!!
+羽翠 志歩+